株式会社竹入製作所
伝える相手を整理し、響く導線を設計したLP制作
概要
トヨタホームの平屋住宅に関するLP制作を、カタログ制作チームと協働する形で支援しました。本案件においてプラスアクトはLP制作を担う編集・制作担当として関わっています。このLPの最終的な目的は、より多くのユーザーをカタログ請求フォームへ導き、実際の請求につなげることでした。そのため編集者として、情報をどう並べるかではなく、どこで迷い、どこで背中を押されれば人は自然に行動するのかという視点で全体設計を行いました。またWebだけが浮かないよう、完成しているカタログの世界観を基準原稿と捉え、それをWebにどう翻訳するかも重視しています。
課題
平屋住宅はこれまで、ご年配の方や、ゆとりある暮らしを見据えた住まいとして語られることが多い一方、市場全体では若年層にも少しずつ選ばれ始めている変化がありました。その変化を誇張せず、無理なく伝えるためには、言葉の選び方や情報の順番、強弱の付け方を丁寧に編集する必要がありました。また情報量が多いことで判断に迷いやすくなっている点や、カタログ請求というゴールまでの意図が見えづらい点、Webとカタログで伝えている温度感にズレが生まれる可能性も課題として存在していました。
解決策
編集者としてまず行ったのは、どの情報を足すかではなく、どの情報を残すかを決めることでした。伝えたい要素を一度すべて出し切り、今回の目的に照らして不要なものを削り、読み手が自然に理解し納得しながら次へ進める順番に再構成しています。平屋の魅力についても特定のイメージに寄せるのではなく、自分の暮らしに置き換えて想像できる言葉へと編集しました。あわせてCTAの配色はカタログの世界観と調和させつつ確実に視線を集めるバランスに調整し、スクロールに合わせた細かなアニメーションによって、行動を急かさず気持ちよく次へ進めるリズムを設計しています。
成果
LP全体の構造と情報の重心が整理されたことで、カタログ請求フォームまでの導線が明確になり、平屋住宅の価値が世代を限定せず自然に伝わる表現になりました。Webとカタログの印象も揃い、ブランド体験としての一体感が生まれたことで、LPは単なる紹介ページではなく、検討を始めるための入口として機能するようになっています。
