株式会社竹入製作所
想いとストーリーを写し取る、オーダーメイド社章の写真撮影
概要
RIMATAHI JEWELRYが手がける、企業の社章の写真撮影を行いました。RIMATAHI JEWELRYは社章に限らず、婚約指輪や結婚指輪、ネックレスなどのアクセサリーをすべてオーダーメイドで制作しており、一人ひとりのお客様の想いや背景、ストーリーを丁寧に汲み取りながら形にしているジュエリーブランドです。本案件では、完成した社章そのものの美しさだけでなく、そこに込められた姿勢や空気感まで含めて伝えることを目的として、写真表現の設計から関わりました。
課題
社章は企業の象徴であり、完成度の高さや素材の良さだけではなく、その企業が積み重ねてきた時間や想いを背負う存在です。一方で、写真表現としては、形状や輝きだけに寄ってしまうと量産品のように見えてしまい、オーダーメイドであることや、RIMATAHI JEWELRYが大切にしている向き合い方が伝わりにくくなるという課題がありました。社章を「きれいなモノ」としてではなく、「託されるモノ」としてどう写すかが求められていました。
解決策
編集者としてまず意識したのは、何を写すかよりも、何を感じ取ってもらいたいかという視点でした。社章単体のディテールを正確に捉えつつも、過度な演出や装飾は避け、光や距離感、余白の取り方によって、丁寧につくられた時間や静かな重みがにじむ表現を設計しています。また、ケースと組み合わせたカットでは、社章が完成品として置かれているのではなく、誰かの想いを受け取る瞬間に立ち会っているように感じられる構図を意識しました。見せる情報を増やすのではなく、文脈を整えることで、オーダーメイドという価値が自然に伝わる編集を行っています。
成果
完成した写真は、社章の造形や素材の美しさだけでなく、RIMATAHI JEWELRYがどのような姿勢でものづくりに向き合っているのかを伝えるビジュアルとして活用されています。社章が単なる記念品ではなく、企業の想いやストーリーを内包した象徴として伝わるようになり、ブランドの世界観や信頼感を静かに補強する役割を果たしています。
